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公益財団法人ソニー音楽財団様が2019年(令和元年)に設立しました ソニー音楽財団 子ども音楽基金 の第1回(2020年度)募集が2019年5月に行われました。「子どもたちへの教育を目的とした音楽活動に取り組んでいる団体の活動を支援し、助成を行うことで、子どもたちが心豊かに暮らすことのできる環境づくりをサポートする」趣旨のもと、その対象団体として当活動を取り上げていただきました。

​内容に関しましては以下のページに掲載いたします。(ご報告が遅れまして大変申し訳ありませんでした)

私達≪弦楽りぼん≫は、使われなくなったバイオリン・ビオラ・チェロを無償提供していただき、それらの楽器を修理・調整して児童養護施設へお届けするという活動を行っています。修理・調整はバイオリン工房にて確かな技術の元、行っておりますので基本的にはどのような状態の楽器でも完全にその機能を復元することが可能です。しかし、ケース・弓・細かな部品等で新品への交換が必要と判断された場合は新規に変更させていただきますので提供していただいた全てを活用できない場合もあるということをご理解いただきたいと思います。但し、楽器本体に関しましては余程のことがない限り再生可能という自信がありますので、「これは無理では…?」と思われるような楽器もご相談していただければ幸いです。

また当活動は、施設へ楽器を無償提供することだけに止まらず子供たちに弦楽器の演奏及び合奏の楽しさを知ってもらいたいという考えの下、演奏・合奏指導をボランティアにより行うことも目的としています。しかし、この点に関しては今後充分な体制が取れるかどうかという不安な面もありますが、≪弦楽りぼん≫の重要な活動の一つと考えています。

2013年6月にスタートし、まだ運営システムは完全ではありませんが、出来る限り速やかに完成させ将来的にはNPO法人として行っていきたいと考えております。現在、ホームページ作成やシステムの構築そして修理・調整を田中バイオリン工房で行っていますが、NPO法人格の取得等々難問が山積しており思うように進行していないのが実情です。既に楽器等ご提供いただいた方々には、大変ご迷惑、ご心配をお掛けしているかと思いますがどうぞお許しください。少しずつではありますが活動を進めておりますので、ご理解の程、宜しくお願い致します。NPO法人格の取得に関しましては、当初そのメリット面から考えて出来るだけ早く取得したいと思っていましたが、当活動が具体化していくに伴い、先ずは当活動のシステムを万全に整え、実績を積み上げていく事が必要と判断いたします。このため、将来的にはNPO法人として明確な管理の下、行っていきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。

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