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「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」第1回(2020年度)に当活動が採択されました‼

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ソニー音楽財団 子ども音楽基金 第1回(2020年度)における弦楽りぼんの採択内容について

公益財団法人ソニー音楽財団様が2019年(令和元年)に設立しました「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」の第1回(2020年度)募集が2019年5月に行われました。

「子どもたちへの教育を目的とした音楽活動に取り組んでいる団体の活動を支援し、助成を行うことで、子どもたちが心豊かに暮らすことのできる環境づくりをサポートする」趣旨のもと、その活動を行っている団体として 弦楽りぼん を取り上げていただきました。

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写真提供:公益財団法人ソニー音楽財団

式典名:「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」第1回(2020年度)贈呈式

会場: SME六番町ビル内(東京都千代田区六番町4-5)

主催: 公益財団法人ソニー音楽財団

今回の応募にあたり、助成の対象として以下の内容を提示いたしました。​​(提示しました内容から要約して掲載いたします)

使われなくなったバイオリン・ビオラ・チェロを修理・調整して児童養護施設へお届けすると同時に、子どもたちに弦楽器の演奏・音楽の楽しさを知ってもらいたいという考えのもと、施設に伺いバイオリンの演奏指導を定期的に行っています。​現在のところ演奏指導に関しましてボランティアの方々により行っていただいていますが、これから新たな施設で活動を行いたいと考えたときにその施設に行って指導をしていただける方が必ずしも現れてくれるとは限りません。また指導ボランティアの方が後々都合で施設に伺えなくなるケースもあります。更にバイオリンの練習ということを考えると、適当な間隔で定期的な指導が大切であると思われます。

したがって、この活動においては定期的な指導を出来る限り継続して行うように進めていきたいと考えますが、活動が進むにつれてこのことをボランティアで行うことの難しさを感じております。そのような中、一つの対策案としてプロのバイオリン講師の方に指導をお願いしたいと考えるようになりました。

児童養護施設でのレッスンという点に関して通常のバイオリン教室とは異なるところではあるかと思いますので、今回、子ども音楽基金に応募するにあたり、それらの状況を充分理解した上で指導していただけるバイオリン教室の先生を探していましたところ、引き受けていただける方と知己を得ることが出来ました。その後、以上の内容で活動を予定している神奈川県内の1施設での指導方法について先ほどの教室の先生と相談をし、そこで生じる必要な経費を助成の使途として子ども音楽基金に申請いたしました。

​提示の内容としましては上記のように行いましたが、その結果、大変うれしいことに ソニー音楽財団 子ども音楽基金 の第1回の対象団体として 弦楽りぼん の活動が採択されました。( ご参考までに第1回の採択団体を紹介いたします ⇒ 採択団体一覧

しかしながら、予定していた施設で2020年4月から活動をスタートしようと話を進めていた時に新型コロナウィルスの影響により施設への訪問が不可能となってしまいました。助成対象が2020年度ということですので、訪問が可能になった時点で開始しようと思っていましたが、残念なことに、その後の新型コロナウィルスの状況から現在(2021年1月)まで実現できていません。

このような中、この度の2020年度の助成金を2021年度に繰り越すことが可能となっておりますので、2021年4月からの活動として新たに進めていきたいと願っておりますが、現時点では未だに不透明な状態です。

以上、ご報告が遅れまして大変申し訳ありませんでした。

 

ボランティアの方々のみによる各施設での指導の難しさを知るようになり、その解決策としてプロの方にお願いすることにより安定した環境を構築することを目的として今後の弦楽りぼんの活動がより多くの子たちに届けることが出来るように願っております。​

また、現在、無償で活動を支えていただいているボランティアの方々に関しましても、今後の進め方として有償ボランティアという方向で進めることができたら良いのではないかと考えるところでもあります。

しかし、この点に関しましては解決しなければならない点が多々あると思います。大変難しいことではありますが、これからの課題として持ち続けていきたいと考えております。

2021年1月28日

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